予約についてのお願い

 現在、ほとんどの歯科医院が「予約制」で診療していると思います。これは、歯科の診療は計画を立てて行うことができるためです。もちろん、痛みがでたり、腫れたり、その他、突発的なアクシデントがある場合は別ですが、修復したり、クリーニングをしたりすることは計画を立てて治療を進めることができます。患者さんの利便性、1日の治療進行を考慮すると「予約制」は患者さん、歯科医院ともに有益なシステムと言えるでしょう。

 

 しかし、なかには「歯医者の予約ぐらい」と考えておられる方がいます。英会話教室やホテルの予約はキャンセル料が発生するので、事前に連絡してキャンセルされると思いますが、歯医者の予約ではキャンセル料が発生しません。そのため、ある意味 ”気軽に当日キャンセルや無断キャンセル” する方がいます。でも、よく考えてください。歯医者にしてみれば仕事なのです。1時間の予約をキャンセルされるとその時間は仕事がなくなるのです。もっと前にキャンセルしてもらえたなら、その時間に来たかった他の患者さんがいたかもしれません。

 もし、商談をドタキャンしたらどうでしょう?商談相手からの信用はなくなって、その後の商談に支障がでるでしょう。友達との約束をドタキャンしたら?友達は怒ってしまうかもしれません。

 

 しかし、患者さんの立場で考えると「予約したいけど仕事の都合がわからない」や、「仕事柄、急に予定が入るのでスケジュールがわからない」など、さまざまな理由があると思います。そんな方は、来院することが可能な当日にお電話下さい。お待たせすることがあるかも知れませんが、可能な限り対応させていただきます。また、次回予約時に受付で「予定がわからないので当日予約をしたい」とお申し出ください。

 

 歯医者の予約は「患者さんと歯医者の約束」です。このことを念頭に置いて、予約を希望される方は「なるべくキャンセルしなくても大丈夫な予約」を心がけていただくことをお願いいたします。

 

 ただし、急な体調の変化はこの限りではありません。